ダスキーサラマンダー


ダスキーサラマンダー(Desmognathus fuscus

アメリカ合衆国東部の山地に生息。

多くの亜種を抱える種なのでなかなか見た目では判別が難しいがおそらく本種はfuscus だと思う。Desmognathusの多くは渓流性なのだが本種は陸生傾向が強いといわれる。しかしパトロン有尾館では5、6年間も水中生活していた。現在は水気の多いテラリウムだがあまり水陸気にせずアクアテラで水陸いるほうで餌を与えればいいと思う。陸ではコオロギ、水中では活赤虫。

すごい丈夫なサラマンダーだが温度は低めが安心。25度を越えても大丈夫だが、23度上限ぐらいで飼育する。

普通餌を食べる時は下あごが動くものだが本種は上あごが動く。コオロギを入れると跳ね回って追っかけまわし短い舌を伸ばして捕食する。他のサラマンダーを食べるらしいので他種との混合飼育は止めたほうがいい。


左画像の2匹にはだいぶ違いが見られる。
導入時は同じに見えたのだが飼育年数が経つにつれ
1匹は頭部が大きく広くなり、白色になる傾向がでた。
性的二形とするならば雄なのかもしれない。

日によってはかなり白い時もある。
雌と思われる個体には変化は無い。

こちらも同年数飼育している個体だが、導入から体色的に
特には変化は無い。

頭が小さく腹部がむっちりしているので雌かもしれない。

産卵は水中ではなく渓流近くの湧き水の染み出すような
土中に産卵し、雌が孵化するまで守る。

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