シコクハコネサンショウウオ

 
シコクハコネサンショウウオ(Onychodactylus kinneburi

2013年にハコネサンショウウオより別種として分類される。
背面は橙色のストライプ柄で大型。主に四国の中央山地に分布し、一部では
中国山地にも分布。中国山地の個体群はハコネサンショウウオと同所的に生息しており
ハコネが朱色のストライプ柄に対して、本種では黄色のストライプ柄である。
また胸部に斑紋の有無(本種は無)で区別できる。
卵嚢は細長いタイプ。西日本のハコネやキンキハコネも
同様に細長い卵嚢が多いが、関東以北の同属種では短い印象がある。

Yoshikawa, N., M. Matsui, S. Tanabe & T. Okayama (2013) Description of a New Salamander of the Genus Onychodactylus from Shikoku and Western Honshu, Japan (Amphibia, Caudata, Hynobiidae). Zootaxa 3693 (4):441ー464

 戻る国産種