スプリングサラマンダー


ブルーリッジスプリングサラマンダー
(Gyrinophilus porphyriticus danielsi)


スプリングサラマンダーは4亜種あり、(G. p. danielsi 、G. p. dunni  G. p. duryi  G. p. porphyriticus)
入荷はあまり多くはないがノーザン( G. p. porphyriticus)はたまに見かける。

どの亜種も山地の源流域に生息し、冷涼多湿の環境を好む。水棲傾向も強く見られるが水棲種ではなく陸生種なので飼育はアクアテラで行う。源流の石の下や滝のしぶきで常に湿った石の下などに産卵するらしい。

飼育下での最高温度は20度ほどで冬は5度以下でも採餌する。暑さと蒸れは大敵。

餌はコオロギを中心とした虫系だがワーム系も好む。水中生活時には活赤虫がいい。冷凍赤虫はあまり食べない。

頭部のアップ

まるで金魚のような顔。スプリングサラマンダーはレッドサラマンダーと
生息地が重なり、見た目も似てるがスプリングサラマンダーは目から鼻孔
にかけてラインが入るので区別できる。

よくレッドサラマンダーの赤い色はレッドエフトに擬態・・とあるが源流域
にまでブチイモリの亜成体がいるのだろうか・・?流水に赤い姿が
ヒラヒラと泳ぐ姿はとても綺麗だろう。う〜ん生息地を見てみたい!
採餌の様子

パトロン有尾館の個体はコオロギよりもハニーワーム
が好きなようでコオロギに見向きもしないときでも
ハニーワームはよく食べる。




ノーザンスプリングサラマンダー
(Gyrinophilus porphyriticus porphyriticus )


一番よく見かけるスプリングサラマンダー。
かなり大きくなる種だが体色は鮮やかな赤ではなく
くすんだ色のものが多い。亜成体では赤を帯びる。

こちらはコオロギを好んで食べている。

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