ヒガシヒダサンショウウオ


 
 ヒガシヒダサンショウウオHynobius fossigenus

愛知県北東部、長野県南部より関東へかけて
東京,埼玉,群馬、神奈川,山梨,静岡,長野、愛知に分布。

2018年に広域分布するとされていたヒダサンショウウオより分類される。
ホッサマグナの中央高地が隆起した為、ヒダと分離したと考えられ
学名もホッサマグナに由来する。
全長12cm程で体に対して頭が小さく、尾の先は扁平する。
An integrative taxonomic analysis reveals a new species of lotic Hynobius salamander from Japan.)
2018 H. Okamiya.et.al)

12月頃から繁殖の為に入水し、2~3月に産卵する。

 
 水中で青く発色する卵

 
 越冬幼生

 
 繁殖地環境

 飼育繁殖例
 
 2019年2月に持腹個体が産卵し受精する。水温8℃  2019.5月卵嚢からのハッチが始まる。
 ハッチしたばかりで外鰓の長い幼生  2019.6月 水温14℃
 2019.8月 水温14℃  2019.10月を先頭に11月から変態が始まる。
 2020年1月、半数は幼性のまま越冬。水温10℃  2020年3月、ほぼ全個体が変態完了している
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