キメアライボイモリ |
キメアライボイモリ (Tylototriton asperrimus
) 中国 安徽省、貴州省、ベトナム等の山地に分布する陸生種。産地により外見がだいぶ違う為、分類がこの先分けられる可能性はあると思う。 水辺に近い石積みの下や腐葉土、稲田付近とその土中に生息し湿度が高い場所を好み気温18度以上海抜1100m程で確認されている。 繁殖期は5月〜7月にかけ2度ほど産卵し、1回の産卵数は40〜60個だという。 安徽省両生爬虫動物志では別名:狼狼犬と呼ばれオゥオゥと鳴く・・とあるが私が飼育している限り聞いたことが無い。飼育個体と野生の個体では違いが出てくるので野生個体は鳴くのかも・・しれない? 2019年にサイテスU類に指定され、輸出国の許可なく輸出が 出来なくなった。中国では以前より保護動物だったため 今後の輸入の見込みはなくなった。 |
キメアラとシセンイボイモリ 04、05年と大型のキメアラが入荷されているが通常は全長15cm程度。この個体は産地不明だが20cmを越える大型個体。小型のシセンイボイモリと比べるとかなり大きく特に頭部の幅が顕著に広い。 雄個体は雌に比べ一回り小さい。 |
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飼育環境 床材にヤシガラと蘭の土を混ぜたものを使用。湿度補助に水場を設置してありシェルターとして植木鉢を割ったものを入れている。導入直後はシェルターはもっと開口部が狭い物の方が落ち着く。 この手の種は入荷時に調子を落としている個体が非常に多く体が湿った感じで顎の下、イボの先端などに溶けたような患部がある個体は治りづらいので選ばない方がいい。 適温は15℃〜30℃弱で餌はミミズ、ハニーワームを好む。コオロギはあまり興味を示さない事が多い。 |
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