シナコブイモリ |
シナコブイモリ (Paramesotriton chinensis
) Paramesotritonは7種からなり、中国南部からベトナム、ラオスにかけ分布し本種は中国東南部に生息する。同じシナコブで入荷されても地域差があるようで雰囲気のだいぶ違う個体が入荷する。 小川の淀み等で生活し陸棲にもなるようだが、飼育下ではアクアリウムでも飼育は可能。水質の悪化には敏感ではないが、あまり高温には強くは無い。冷却装置が必須ではないが夏は日陰において水草を多く入れ、エアーレーションした方がいい。水温27〜28℃あたりが限界だと思う。基本的には20℃ほどが適温だろう。 餌食いは非常によく、冷凍赤虫やキャットなどを好食する。 2019年にサイテスU類に指定され、輸出国の許可なく輸出が 出来なくなる。 |
頭部 アメリカではゴジライモリと呼ばれる事もあるように皮膚のキメが荒くゴツゴツした感じ。 廉価であまり人気のない種だがなかなかカッコイイイモリだと思う。 |
|
腹部 この個体は黄色が強いオレンジ色。 腹部も背面も個体郡により色彩に違いがあるものが多い。 |
尾に婚姻色のでた雄 |
雌 |
雄の総排泄腔 | 雌の総排泄腔 |
孵化間近の卵 2020年3月 |
変態幼体 2020年9月 |
戻る中国産種.chuugokusan.htm |