タゴサンショウウオ |
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タゴサンショウウオ Hynobius tagoi 古くよりその存在自体は認識されていたが、2019年にカスミサンショウウオの一種として報告され2023年にツシマサンショウウオより旧名を復活させた形で分化される。 主に対馬の上島に分布していて場所によってツシマと混生しているが、本種の方が流れの緩い場所を選択して産卵する。ツシマの産卵期が3月中旬に対して本種は1月~2月末頃に産卵する。尾の側面にツシマのような黒色模様がないので判別はしやすい。 Niwa, K., Nishikawa, K., Matsui, M., Kanamori, S., & Kuro-o, M. (2023). Taxonomic reassessment of salamanders (genus Hynobius) from Tsushima Islands, Japan, with a resurrection of Hynobius tagoi |
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タゴサンショウウオの卵嚢 離脱端の長さに若干の差があるようだが、外見上ではツシマとの差は分からない。ツシマとは産卵期が違うため、ツシマの産みたての卵がある時期に本種はほぼ孵化、または卵嚢内で孵化待機している。ツシマは卵嚢内で幼生が未授精卵を食べるため受精率が低いが本種は悪条件時を除いてほぼ受精する。 |
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生息環境の様子 画像のような平沢が本種の好む環境でツシマは生息しない。途中で傾斜や小滝がある沢だとその場所にはツシマが待機している。逆に山地の傾斜が強い沢では本種は繁殖できずツシマのみが生息する。 |
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