ヤマトサンショウウオ


 
 ヤマトサンショウウオ(Hynobius vandenburghi

愛知、岐阜の東海地方から奈良県にかけて分布。
全長10cm程度の小型種で丘陵地の雑木林に生息し湧水溜りに1月~3月頃産卵する。

通常、尾の上部に黄色い模様がある。後肢は5指。
繁殖期の雄の尾は大きく側偏する。

画像は滋賀県産雌。

   尾が側扁する雄

1月の撮影で繁殖期まではもうちょっとだが、尻尾が側扁してきている。(測定時刻AM11時、9℃)パトロン有尾類館ではだいたい3月上旬~下旬。


   2007年飼育繁殖


2005年に調子を崩し、06年には産卵に至らなかったので 心配していたが07年は産卵してくれた。07年3月6日撮影。
   03年のCB幼体

幼体のうちは青白色の細かい斑点が多い。全長6センチ。

画像にも見えるが餌はイエコオロギの2令~3令その他、冷凍赤虫やレプトミンなど口元にもっていくと食べるが、数が多いと大変なのでコオロギをばらまいて与えている。昼はヤシガラの下に潜り、夜表面に出てきて捕食している。

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